恐ろしい事故を目の当たりにしてしまった。
雪崩遭難だ。
2日後に遺体となって発見されるのだが、信じられないことに5m以上も埋まっていたという。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
バックカントリーの危険、重大なリスクを背負っていることを改めて考える機会になりました。
3/26 この日天候は穏やかで、先行者のトレースを辿って出発した

間もなく夏の登山口に到達

しばらくは樹林帯を進む

天気が良いか、熟知していないと怖くて歩けない樹林帯
樹林帯を抜ける頃、標高は1000mくらいに達していた

テラスの沢という超メジャーなオープン斜面が見えるが、雪崩が怖くて行けない

夏道コース近くをトレースしていた

昨夜降ったと思われる雪が、気温の上昇と共に湿って重くなるのが分かった

なんとか7合目(テラスの沢上部)まで行きたかったが、10cmくらいのクラストに乗った雪が滑り出し、どうにも登りにくい

100m高度を上げるのに2時間くらいかかっている
ヨダレが出そうな斜面だが、斜度30°くらいあるので、当然雪崩を警戒している

スキーを担いで登ろうかとも考えたが、上部はもっと危険だろうな
100mで2時間かかっているし
あと500mくらいだし
残念だがやめよう
勇気ある撤退ということで

天候が悪化しているし、ここでやめましょう

地熱がある部分はこういうことになっているし

2人のスキーヤー確認

隣の稜線を歩くボーダーも確認
結構来ているな
オープンバーンは1ヶ所だけだが楽しめた
あとはツリーラン

これがまた楽しくて楽しくて!
オープンバーンでの豪快なパウダーランも楽しいけど、広い林間でのツリーランはもっと楽しい!

GPSで現在位置確認しながらだけど、地形図を見ながらコースを考え、滑るラインをイメージしたり
エクスプローラー感がある

下りた瞬間から「また行きたい。もう1本滑りたい。」という欲求にかられる
しかし、メールが入ってるのに気が付いた
”大丈夫か”と仲間から連絡が来ていたのだ
”雪崩事故をニュースで報道してる”というのだが、周囲は静まりかえっている
ネットニュースを探したら、どうやら京極側で雪崩事故があった様子

時間も早いし、事故現場の様子を見に行ってみた
NHKも来ており、ヘリも飛んでいる
しばらく捜索活動を見ていた
しばらくすると救急車は一旦引き返して待機するようだった

捜索が難航しているようだった
見つかればいいな
無事ならいいな
遭難からあまりにも時間経ち過ぎてるな
心配しながら帰路へ

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